徒然なるままに、手持ちの作品をテキトー紹介するコーナーです。
テキトーに観て下さいね~!(笑)
※2024/08/21・・・作品を追加しました!
白日夢 1981 Daydream | 白日夢2 (1987年) Daydream 2 (1987) |
なんとか鑑賞できるレベルに作れたのでご紹介。
映画『白日夢(はくじつむ)』1981年度版。
白日夢は谷崎潤一郎氏が1926年(大正15年)に発表した戯曲。
その為、第1幕から4幕まである。
脚本は武智鉄二(たけちてつじ)氏によるものであるが、全幕を網羅しそこにオリジナルなストーリーをも書き加えている。
が、本筋は、変えていない。
歯科医を訪れた青年が、同じ患者の美しい令嬢を見るうちに、麻酔の昏睡の中で白日夢を見る物語。
原作の戯曲においては、
青年はドクトルと令嬢に対する愛憎によって非常におぞましいまでの体験をしてしまうが、目覚めてみればそこは診察台の上であり、全ては夢であったのだ。
というオチで終幕する。
愛染恭子さん繋がりで、何か無いかな~と探してたら面白いモノが見つかりました。
80年代、日米で大人気だったポルノ女優さん二人を共演させる企画です。
この作品は1986年に米国で発売されたもの。時期を同じくして、日本国内版も発売されました。
レンタルビデオ屋さんで借りて見た憶えがあります。
国内向けのタイトルは『THEエロスvol.1 トレーシー VS 愛染 レズ狂艶』
当時、愛染さんは26歳、一方Traci Lordsは18歳!
Traciは言葉にもできないような酷い生活環境で育ち、10歳でレイプされ、義理の父からは度重なる性的虐待とポルノ雑誌への斡旋を受けていた。そのせいかローティーンで既に麻薬中毒者だった。
こういう男は20回くらい殺されなきゃアカンと思うね!
15歳の頃にはポルノムービーオブザイヤーに輝く作品に出演するなど、全米でも有名なポルノ女優だった。しかし、アメリカという国は狂ってるね。
精神的・肉体的にリハビリが必要な少女をSexの対象としか見てなかったのだからね。金になるならなんでもOK!これがアメリカンドリームなら、唾吐いて捨ててやるよ。ホントにどうしようもない国だ。
それから30年以上経っているが、もっと酷くなっているように見える。
ついにこのサイトで愛染恭子さんを紹介できました。
彼女を知ったのは、1981年に上映された主演映画『白日夢(はくじつむ)』を観た時です。
谷崎潤一郎原作の倒錯した愛欲を表現した小説が原作の文芸作品。
この作品は1964年に武智 鉄二(たけぢてつじ)監督のメガホンにて最初の映画化がされました。
そして、17年ぶりに同監督により再映画化されたのが愛染さんの作品だったわけです。
この作品中でのSexは疑似ではなく、いわゆる『本番』が行われた事が大きな反響を呼びました。
お相手は佐藤慶さんで、当時既に大俳優であったにも関わらずよくもまあ出演を受けたものです。
大島渚監督の愛のコリーダに始まる愛シリーズなどと同様にこの手の作品に出演すると後の仕事に良くない影響を与えます。
愛染さんはポルノの道を歩んだので良かったのでしょうが・・・。
まあ、とにかくその映画は成人指定されず(日本国内)一般のシアターで上映されたので、当時リアルタイムで観に行く事ができました。