今週末にも首都圏で緊急事態宣言が再び出されるという。正月気分はぶっ飛びました。
今回、重点を置くのは飲食店関係らしいです。
会食の場や家庭内で感染する(PCRで陽性になる)ケースが最も多いことは以前から判っていた。近距離でしゃべるので飛沫が飛ぶ=>感染しやすい。理屈で説明できる。
同じ飲食店でも、牛丼などのチェーン店からクラスターが発生しないのは無言で喰っているからである。
そして密が主な原因なら、通勤電車で大量の感染者が出るはずだが出た試しは無い。これくらいの事情は庶民に説明すべきだが、それもしない。
安全よりも安心!等と感情論でしか語れないどこかのアホな都知事に押し切られるかたちでこれまたドアホな総理が緊急事態宣言を出すという。
出すからには大きな責任が伴うが、彼らは責任回避に躍起だ。飲食店の全面営業禁止令を出せば莫大な給付金・保証金を出さねばならず、そうしたくないが為に、とりあえず時短営業を強化するらしい。今でさえギリギリ、否、損を覚悟で気持ちで営業しているようなお店も限界になるだろう。
結果、店をたたむ事になっても、それはお店の自己責任であってワシら政府は知らんよ~、って事だ。
全くもって酷い話である。
ま、一番の問題点は、新コロを撲滅できる!と思い込んでいる事なんだよね。ウイルスは宿主が存在する限りは無くなったりしない。
新コロって言うからには旧コロもあったわけで、2002年に流行ったサーズは当時で言うところの新コロであった。
弱毒化して宿主と共に生きるのがウイルスなのである。
新コロに関しては色々と言いたいことがあるが、この辺でやめておく。